角田裕毅は、2025年F1 モナコGPの予選でQ2で敗退して12番手で終えた。Q1を順調に突破し好調を維持していた角田裕毅だが、Q2では赤旗やトラフィックの影響で思うように走行できず、12番手で予選を終えた。「マックスにかなり近いタイムだった」と振り返るように、自身としては手応えのあるパフォーマンスだっただけに、Q2敗退には強い悔しさをにじませた。
「今日は正直フラストレーションが溜まる一日でした」と角田裕毅はコメント。「FP3やQ1ではいいペースがあって、マックスのすぐ後ろを走れていましたし、感触も悪くなかったです。Q3に行けるだけの速さはあったと思うんですけど、Q2では普通のラップすらうまくまとめられなくて、自分たちの力を見せられるような走りもできませんでした」「モナコはいつもクリーンなラップを取るのが難しいですし、今日は赤旗も出てしまいました。ここまでは比較的順調な週末だったので、マシンのフィーリングも良かっただけに残念です」今季から導入された2回のタイヤ交換義務が決勝の展開を左右することが予想される中、角田裕毅は「チャンスがあれば必ず狙っていく」と巻き返しに意欲を見せており、荒れた展開の中でのポイント獲得が期待される。「明日は2ストップ義務ということで、何か面白い展開になるかもしれませんし、簡単なレースにはならないと思います。どうなるかは読めないですけど、チャンスがあれば狙っていきますし、ポイント獲得に向けて全力を尽くします」