角田裕毅(レッドブル・レーシング)が、2025年F1 マイアミGPのスプリントと予選を振り返った。スプリントでは、セットアップを変更したことでピットレーンスタートとなった角田裕毅は、早めのドライタイヤへの交換が功を奏して9位でチェッカー。レース後、上位3名がペナルティで降格したことで6位に昇格して3ポイントを獲得した。
予選では10番手。マックス・フェルスタッペンから0.739秒差でハースのエステバン・オコンにも上回られた。予選Q3でマシンを限界までプッシュするという課題をまだクリアできていないようだ。「予選ではもっと上を狙っていただけに、スプリントで巻き返せたのは良かったですが、今日は複雑な気持ちです」「ポジティブな点は、スプリントでポイントを獲れたこと。ピットレーンスタートからP6まで上がれたなら、何だって可能だと思います」「予選では全力を尽くしました。これまでの予選ではミスもありましたが、今回はかなりクリーンなラップだったと思っています。それだけに、結果がP10止まりだったのは少し残念です」「悪くはなかったですが、まだ改善の余地があるのは確かです。でも、すぐにトップ5に入れるとは思っていないので、気持ちを切り替えて、あまり深く考えすぎないようにしたいです。少しずつですが、レースごとに前進できているので、今日ももう少し上を目指したかったですが、我慢も必要ですね」「FP1のロングランではペースがあまり良くなかったですが、セットアップを変更して、今はクルマも変わっています。レースではしっかり力を出せると思うし、自信もあります」「スプリントでは雨が混乱を招いたけど、日曜の天気もまだ読めないですしね。今日は14台抜いたので、明日はあと9台抜けばいいだけです。しっかりポイントを獲って、ポジティブな気持ちでベストを尽くします」