角田裕毅は、2024年F1イギリスGPの予選を13番手で終了。RBのF1マシンはシルバーストン・サーキットの高速コーナーで苦戦していると語った。FP1でのスピンアウトからスタートした角田裕毅の週末は、土曜日の最終プラクティスがウェットコンディションになったことで複雑化した。
路面がウェットからドライへと変化したQ1で、角田裕毅は終盤に好タイムを記録して6番手で通過したが、Q2ではライバルほどタイムを更新することができず、13番手にとどまった。「今日の内容には満足しています」と角田裕毅はコメント。「チームとうまく連携し、刻々と変わる天候に対応するためにコミュニケーションを取りました」「フリープラクティスを通じてペースが上がらなかったため、予選が厳しい戦いになることは分かっていました。思うように挽回できなかったのは残念ですが、フィールドはタイトで、何が起こるか分かりません」「先週と同様にこのトラックでは高速コーナーでのペースに苦戦していますが、明日はパフォーマンスを最大限に発揮できるように頑張ります」「ウエットコンディションでのペースは良かったので、天候の状況に合わせて対応し、コミュニケーションを取ることがカギとなります」RB F1チームのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは角田裕毅の予選について「ドライバーとチームは、赤旗、雨の心配、突風などの影響で決して容易ではなかったQ1を最大限に活用するために、非常に良く働いた」と語った。「Q2は、両車が2回の走行を行ったため、少し複雑さが減った。ダニエルと裕毅は、Q2の最初のタイヤセットでダブルプッシュを行ったが、この時点でQ3に進出するのは難しいことは明らかだった」と語った。
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