角田裕毅が、2024年F1第4戦日本GPの木曜日のメディアセッションを行って、これからの週末について語った。史上初めての春開催となる日本GP。ちょうど鈴鹿サーキット周辺でも桜が咲き始めた。「桜は咲き始めたのかな? 時期も完璧ですね」と角田裕毅はそのシチュエーションについて語った。
「まさか本当に桜の中を走るとは思っていなかったので、これまで違った鈴鹿の景色を見ることができてうれしいです」前戦オーストラリアGPで待望のシーズン初ポイントを挙げた角田裕毅は「今のところはいい感じです。ポイントを獲得した後に日本GPを迎えたことは今までありませんでしたし、期待してもらえるようなレースができていたので、日本GPでもその期待に沿えるようなレースをしたいです」と語る。「ただ、そこまで期待値を上げずにまずはポイントを獲ることを優先します。日本GPではまだポイントを獲得したことはないので、それが一番重要です」秋の開催に比べ、4月の鈴鹿サーキットは当然、気温も低くなる。「ハードタイヤをいかにうまく使えるかが鍵になってくると思います」と角田裕毅はコメント。「気温が低いとグレイニングを含めてタイヤにどのような影響が出てくるか。クルマのバランスにもよりますけど、結構変わってきます」「今年のクルマは去年のクルマよりグリップも高いですし、さらに攻めることができるので、タイヤの消耗も違ってくると思います。そういったところもフリー走行で見ながら、戦略をアジャストしていきたいと思います」RBは、日本GPで新しいフロアを導入するが、実際には鈴鹿サーキットを狙ったアップデートではないと角田裕毅は説明した。「どちらかというと低速寄り(のアップデート)なので、鈴鹿にはそれほど合っているアップデートではないと思います。そこまで大きく差が見えるアップデートではないかなとは思います」と角田裕毅は語った。RBのマシン VCARB 01について「中速域が大きく上がってると思います。高速域はそこまで上がってはいませんが、クルマのキャラクター、バランス、ステアリングを曲げたときにどれくらい曲がるかなど、結構変わったので、それがどこまでこの鈴鹿に作用するかですね。ポジティブな方向に行くとは思います」「去年はどちらかといえばが曲がりにくかったイメージでした。フロントがスライドして、レース後半にかけてスライドしていってアンダーになる傾向でしたが、それは解消されているか思います。要因はサスペンションかなと思います。もちろんダウンフォースの好影響もあると思います」これまで鈴鹿サーキットでポイントを獲得していない角田裕毅だが、今年はビッグ5チームと下位5チームの差は大きく、上位で何かが起こらなけば、ポイントを獲得するのは難しい状況となっている。「難しい状況です。ただ、過去2戦のように予選でトップ10、トップ5チームに食い込めるようなタイムを出せていけば、チャンスはあると思います。アストンマーティンの1台は近くを走れていますし、うまくやればいけると思います」 この投稿をInstagramで見る Visa Cash App RB F1 Team(@visacashapprb)がシェアした投稿
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