角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、2023年F1第11戦イギリスGPの予選を17番手で終えた。前日にはチームが持ち込んだアップデートが「機能していない」と不満を漏らしていた角田裕毅。しかし、ウェットからドライへと変化する難しいコンディションとなった土曜日の予選ではマシンに手応えを掴み、Q2進出まで0.227秒差のパフォーマンスを披露した。
「Q2まであと一歩だったので残念ですが、満足のいくパフォーマンスができました」と角田裕毅はコメント。「終盤にはほぼドライコンディションになり路面変化は激しかったのですが、チームは戦略的にとてもよい仕事をしてくれました」「アップグレードにともない、いろいろ試してみたのですが、昨日と比べるとだいぶマシンの手応えがよくなりました。特に低速コーナーなど課題だった場所が改善されて、より速度を落とすことなく曲がれるようになりました」「しかし、改善の余地はまだあります。マシンの挙動をもっと理解する必要があると思います」「頭を切り替えて、明日はさらにマシンのパフォーマンスを引き出して上位で終えられるよう努力したいです」