角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、2023年F1プレシーズンテストの1日目に総合15番手タイムを記録した。午前中にAT04での初めての本格テストを実施した角田裕毅は、バーレーン・インターナショナル・サーキットで46周(248.952km)を走行。1分34秒671をマークし、19名中15番手タイムながらも、新車AT04に「明らかな進歩を感じる」と語った。
「今日はチームとしてスムーズに進みました。設定した目標を達成することができたし、クルマのフィーリングにも満足しています」と角田裕毅はコメント。「昨年のAT03と比較すると、明らかに進化を感じます。クルマのバランスを良くするために改善が必要な点は特定しましたが、ポテンシャルは十分にあります」「これからの数日間のテストでクルマがどのように進化していくのか楽しみです」スクーデリア・アルファタウリのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは「最初に裕毅がドライブし、午前中の早い時間帯はサイドポッドにレーキをつけて走行し、空力テストのために使われた」と1日目の角田裕毅のプログラムについて説明。「ここで得られたデータは、相関性を確認するための重要なデータとなる。その後、裕毅はいくつかのテスト項目と基本的なセットアップを行い、午後のセッションはニックにバトンタッチした」
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