角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)が、2022年F1第21戦ブラジルGPへの意気込みを語った。前戦メキシコでは、ダニエル・リカルド(マクラーレン)に衝突されてレースをリタイアした角田裕毅だが、週末全体は手応えのあるものであり、ポジティブな気持ちでインテルラゴスに向かうことができると語る。
「メキシコはレースからリタイアしたものの、全体的にポジティブな週末だったので、良い気分でブラジルでのレースに臨めます」と角田裕毅はコメント。「リアム(ローソン)がFP1で僕の車を運転したので、すぐにトラックに適応しなければなりませんでした。FP2以降はペースを上げ、Q3には進めませんでしたが、予選に向けて準備できるように素早くアダプトできました」「レースでは、衝突するまでは、タイヤマネジメントに関しては、これまでで最高のレースだったと言えます。終わり方はとにかく残念でした」「昨年はインテルラゴスで初めてだったし、トラックを運転したことがなく、今年と同じようにスプリントイベントだったので、金曜日にフリープラクティスが1回しかなく、忙しい週末でした。でも、サーキットをかなり素早く理解することができたと思いますし、今年はもっと簡単になるでしょう」「何を期待すべきかを分かっているし、最近シミュレーターで再び運転しています。だから、最初のラップからすぐにペースを上げて、Q3とポイントの通常の目標にして良い週末を過ごすことができると確信しています」「シミュレーターでさえ感じたことの1つは、トラックが非常にバンピーなことです。バンプがどれだけアグレッシブであるかを見るのは興味深いでしょう。特にブレーキングゾーンでは物事がトリッキーになります。その点では難しいと思いますが、それ以外は大丈夫です!」「ここは左周りのトラックで、去年、特に首がフィジカル的にかなり厳しかったのを覚えています。そういう意味では間違いなく今シーズンで最もタフなレースの1つですが、それに対処するのに十分な身体を作っています」