角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、2022年F1オランダグランプリの決勝をリタイアで終えた。角田裕毅は、1回目のピットストップ後に無線でタイヤがしっかりと装着されていないと報告し、コース脇にマシンを止めた。しかし、チームは問題はないので、続行してピットに戻るように指示。このとき、角田裕毅は車から降りるためにシートベルトを緩めていた。
ピットレーンに戻り、チームにシートベルトを締めてもらってコースに戻るが、結局、角田裕毅はディファレンシャルの故障でリタイアを余儀なくされた。さらにシートベルトを緩めた状態でコースを走行したことでシーズン5回目となる戒告処分を受け、次戦F1イタリアGPでは10グリッド降格ペナルティを科される。「残念な1日になりました。ペースがかなり良かったので、ポイント圏内を視界に捉えていました」と角田裕毅はコメント。「スタート時にポジションをいくつか落としてしまいましたが、徐々にポジションを上げていくことができたので、トップ10入りはできるだろうと考えていました」「ですが、残念なことにハードに交換するためにピットインしたあと、マシンに何か問題があるように感じました。その時点ではチームは問題を確認できなかったので、タイヤをまた交換することになったのですが、交換後も何か問題があるように思えました。そして今度はチームも問題を確認したため、リタイアせざるを得なくなりました」
全文を読む