アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、F1ハンガリーGP初日のフリー走行でFP1のクラッシュが響き、FP2をほぼ棒に振ることになった。角田裕毅は、FP1で2回のスピンを喫し、1度目はターン9でリアが流れてコースアウトしていたが接触は免れていた。だが、2度目はよりスピードの高いターン4で同様のスピン。マシン後部がバリアに接触してストップしたため、セッションは赤旗中断となった。
角田裕毅にケガなどはなかったものの、マシンは修復に時間を要し、FP2での走行時間が大幅に少なくなった。残り2分となる頃にようやくコースインした角田は1回しかアタックできず、17番手でセッションを終えた。「今日は本当にがっかりしています」と角田裕毅はコメント。「FP1でミスをして走行時間を失くしてしまいました。マシンのリアがとてもナーバスな感じで、特に高速コーナーでその傾向があり、ピエール選手と比較して僕が大きくタイムをロスしている部分でした。これを改善しようとトライしていましたが、マシンのコントロールを失ってウォールにヒットしてしまいました」「不運にもギアボックスにダメージがあり、午後に走行するためにはチームに大きな労力を強いてしまいました。メカニックたちが素晴らしい仕事ぶりでセッション終了前に修復を完了してくれて、FP2では1ラップのアタックをすることができました。僕にとってもエンジニアにもこのデータが役に立つので、今夜しっかりと確認していきます」また、Formula1.comの取材に対して角田裕毅はクラッシュを以下のように振り返った。「高速コーナーだけでチームメイトと比べて負けていました。ほとんどのコーナーは問題なかったですし、いくつかのコーナーは追いついていました」と角田裕毅は語った。「とにかく高速の2つのコーナーで多くを失っていて、改善しようとしてウォールにヒットしてしまいました。でも、そうすするべきではなかったですし、ほぼ半分のセッションとほぼ1つのセッションが完全に失ってしまいました。それから学ばなければなりません」角田裕毅がクラッシュの全責任は自分になると語る。「すべてが僕のせいです。そして、メカニックは本当に良い仕事をしてくれました」と角田裕毅は続けた。「1周しかできませんでしたが、それでも、僕にとってもエンジニアにとってもデータを得られたのは非常に有益でした。メカニックにとっては本当に大変な作業であり、彼らに本当に感謝しています」土曜日は雨が降る可能性があり、修理のために1回のセッションを逃したことで、角田裕毅は追いつくためにコース外で準備をしなければならないと付け加えた。「コンディションは変わる可能性があります。どうなるかはわかりませんが、今日の準備を最大限に活用する必要があります。失った時間を準備などで埋めなければなりません。明日はどうなるかを見ていきます」
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