F1アゼルバイジャンGPの決勝で角田裕毅が無線で言い放った『Shut Up!』についてredditで激論が交わされている。国際映像ではちょうどタイヤ交換前の9周目に流れた無線。エンジニアからの『Push Hard』の無線に対して、角田裕毅は『Shut Up!』と返した。日本語では『ウッセー!黙れ!』くらいの失礼な言葉なのだが、レースの世界ではどうなのだろうか?
他のドライバーは『Copy(了解)』と手短に伝えるシーンが多い。キミ・ライコネンは、同じような指示を受けた際に『LEAVE ME ALONE, I KNOW WHAT I'M DOING"(ほっとてくれ。自分のしていることはわかっている)』の名言を生んでいる。角田裕毅の言葉遣いには批判の声も多いが、意外にもredditでは擁護する声が多い。特に長い無線の一部が切り取られていると解釈しているためだ。「時速300kmで走っているのに1分間同じことを言われたらキレるよ」「F2のエンジニアの声を聞いたことがある? ドライバーに対して馬鹿げてるほど無礼だ。裕毅は慣れればいい」角田裕毅自身、汚い言葉はカーリン時代に身に着いたものだと語っている。その一方で「F2レベルの無線だ」と批判する声もある。無線が原因でチームとの関係がうまくいっていないとの話はないが、日本人F1ドライバーとして公共の電波に乗ることは・・・あまり印象がいいものではないが…気にする必要はないか・・・。レッドブルは、角田裕毅を英国からイタリアに転居させている。そこでは英語のレッスンもあるようだ。「僕は英語が完璧ではないので英語のレッスンもあります。英語を学ぶ良い機会を持てて良かったと思っています」と角田裕毅は語っている。