アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPで9位入賞。デビュー戦でのポイント獲得は日本人では初めてとなる。7年ぶりの日本人F1ドライバーとして13番グリッドからスタートした角田裕毅はスタートタイヤにミディアムタイヤを選択。ハードーハードと繋ぐ2ストップ戦略を採用した。
スタートで15番手まで順位を落とした角田裕毅は、セーフティカー後のリスタートでさらに16番手まで順位を落とす厳しい序盤を迎える。コース上でセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)を抜いて6番手まで順位を上げたことで14周目に1回目のピットイン。14番手でコースに復帰する。フェルナンド・アロンソ、キミ・ライコネンといった元F1ワールドチャンピオンをコース上で抜くパフォーマンスを披露した角田裕毅は8番手まで順位を上げた34周目に2回目のピットイン。13番手から最後の戦いに挑む。再びセバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネンとのバトルを制して38周目に入賞圏内10番手まで順位を上げた角田裕毅はランス・ストロール(アストンマーティン)に狙いを定める。残り数周でDRSによる抜きつ抜かれつの攻防となったが、ファイナルラップで見事逆転。9位でチェッカーを受けた。日本人F1ドライバーのデビュー戦最高位は中嶋悟の7位だが、当時は6位までしかポイントが付与されず、角田裕毅はデビュー戦でポイントを獲得した最初の日本人F1ドライバーとなった。2021年 F1バーレーンGP 決勝 結果 Po.NoドライバーチームGAPINTPIT 144ルイス・ハミルトンメルセデスLAP562 233マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダ0.7450.7452 377バルテリ・ボッタスメルセデス37.38336.6383 44ランド・ノリスマクラーレン46.4669.0832 511セルジオ・ペレスレッドブル・ホンダ52.0475.5813 616シャルル・ルクレールフェラーリ59.0097.0432 73ダニエル・リカルドマクラーレン66.0046.9142 855カルロス・サインツフェラーリ67.1001.0962 926角田裕毅アルファタウリ・ホンダ85.69218.5922 1018ランス・ストロールアストンマーティン88.8641.0212 117キミ・ライコネンアルファロメオ1L2.1512 1299アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1L12.4942 1331エステバン・オコンアルピーヌ1L10.7002 1463ジョージ・ラッセルウィリアムズ1L1.8592 155セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1L20.5851 1647ミック・シューマッハハース1L38.2652 1710ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ  4 1863ニコラス・ラティフィウィリアムズ  3 DNF14フェルナンド・アロンソアルピーヌ  3 DNF9ニキータ・マゼピンハース  0
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