角田裕毅は、アルファタウリF1がAT02をより快適にするために“特別なペダルキット”を開発していることを確認した。わずか数ミリが重要になってくるF1の世界では、コックピットはドライバーにとってすし詰め状態になる可能性がある。2020年のF1サヒールGPでルイス・ハミルトンの代役を務めたジョージ・ラッセルは、185cmという身長がW11のコックピットには大きすぎたため、小さなブーツを履いて対応した。
今シーズン、アルファタウリ・ホンダでF1デビューを果たした角田裕毅は、逆の問題に直面している。160cmとグリッドで最も身長が低い角田裕毅は、アルファタウリ・ホンダ AT02のコックピットをより快適にすることに取り組んでおり、チームがその一環として“特別なペダルキット”を開発していることを明らかにした。チームメイトのピエール・ガスリーは177cmだ。「ペダルについては、本当に特別なペダルキットを持っています」と角田裕毅は語った。「ピエール(ガスリー)と比較して、身長には多くの違いがあるため、ペダルの方法をまったく変えようとしています」ペダルの問題だけでなく、角田裕毅は初日にアルファタウリの燃料システムに問題が発生し、37周に制限された。「燃料タンクシステムの非常に大きな問題で、セッションをストップしなければなりませんでした。37周を走行した後、そうする決定をしました」「2日目もエンジンからではなく、ギアボックス、ペダルに問題があり、プッシュラップをしているときに少しエンジンの問題もありました。いくつかの問題がありました」だが、テスト最終日はスムーズに進み、角田裕毅は総合2番手タイムとなる1分29秒053をマークして注目を集めた。
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