角田裕毅が、2021年にアルファタウリ・ホンダF1でチームメイトとなるピエール・ガスリーの印象を語った。ホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅は、2021年にダニール・クビアトに代わってアルファタウリ・ホンダでF1デビュー。今年のF1イタリアGPでセンセーショナルな優勝を果たしたピエール・ガスリーがチームメイトとなる。
ルーキーシーズンとなる2021年の目標について角田裕毅は「シーズン中盤まではルーキーらしいドライビングを貫いて、ミスをしてもいいから大きな限界値を探りながら走りたいです」と語る。「チームメイト(ピエール・ガスリー)は経験豊富ですし、倒すのは簡単ではないので、いいところを吸収して、自分のポテンシャルでどこまでいけるかを探っていきたいです。中盤までは一戦一戦で引き出しを増やしていき、とにかくチームのためにポイントを獲っていきたいです」ピエール・ガスリー選手を見ていて、ここは負けないということがあれば教えてほしいとの質問に角田裕毅は「僕もそこが気になっているところですが、まだ1回も彼と一緒に走ったことないので」とコメント。「アブダビGPではチームに帯同して、ガスリー選手のどこがクビアト選手に勝っているとかは見てましたが、自分と比較しては未知なので、レースでの彼の強さはまだ分からないです」「自分としては、シーズンが始まって中盤まではガスリー選手のことは気にせず、自分の走りに磨きをかけていきたいです。ガスリー選手もスーパーフォーミュラを走っていて、最終戦が天候で中止になってチャンピオンは逃してしまったけど、1年目で言葉の壁も大きいなかで、もう少しでチャンピオンというところまでいった素晴らしいドライバーだと思います」「彼から学べることもたくさんあると思うので、そこから学んでいい感じに改善して、彼を負かすシーズンにできたらと思っています」