ホンダF1育成の角田裕毅は、FIA-F2 第10戦 ロシア大会の予選で0.006秒の僅差でポールポジションを獲得。3勝目を狙う。一時はランキング3位まで浮上した角田裕毅だったが、第9戦イタリア大会では痛恨のノーポイント。ランキングを6位まで落とした。F1スーパーライセンス取得のためにはここからは一戦も落とせない戦いのなか、レース1にむけて今季3度目のポールポジションを獲得した。
「FPはいつも通り、予選とレースのシミュレーションを行い、タイムもよかったのでいい流れが作れたと思います」と角田裕毅は振り返る。「予選ではFPでの改善点を踏まえて、いいラップができました。1セット目ではタイヤをロックさせてしまったこともあり、思うようなタイムではなかったのですが、2セット目では満足のいくラップができました。今回のロシアに向けて、始めからマシンの状態もよかったですし、ドライビングもかなりの量をシミュレーターで準備してきたことが結果につながったと思います」「レースではいい位置からスタートできるので、いいスタートをして第1コーナーをトップでいけるようがんばります。あとはタイヤマネージメントをしっかりやって、最後まで自信を持って落ち着いていきたいと思います」