WRC 世界ラリー選手権 第10戦 ラリー・ドイチェランドが20日(日)に最終日を迎え、オット・タナク(Mスポーツ)がキャリア2度目となる総合首位を果たした。最終日は、ボスタルジーのサービスパークを中心に4本のSSが行われた。そのうちSS19の再走ステージとなるSS21「ザンクト・ヴェンデルナー・ラント-2」は、トップ5タイムを刻んだ選手に対し、ボーナスの選手権ポイントが与えられるパワーステージに指定された。
優勝はオット・タナク(Mスポーツ)。第7戦ラリー・イタリアに次ぐ、キャリア2度目の総合優勝を成し遂げた。2位にはアンドレアス・ミケルセン(シトロエン)、3位にはセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が続いた。トヨタ勢は、ユホ・ハンニネンが4位、ヤリ-マティ・ラトバラが7位、エサペッカ・ラッピは21位だった。チャンピオンシップは、首位だったティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)がノーポイントに終わったことで、セバスチャン・オジェ(177ポイント)が17ポイント差をつけて首位に再浮上。2位はティエリー・ヌービル(160ポイント)、3位にはオット・タナク(144ポイント)が続いている。2017 WRC 第10戦 ラリードイチェランド 結果順位ドライバーマシンタイム1オット・タナクフォード フィエスタWRC2h57m31.7s2アンドレアス・ミケルセンシトロエン C3 WRC+16.4s3セバスチャン・オジェフォード フィエスタWRC+30.4s4ユホ・ハンニネントヨタ ヤリスWRC+1m49.2s5クレイグ・ブリーンシトロエン C3 WRC+2m01.5s6エルフィン・エバンスフォード フィエスタWRC+2m03.4s7ヤリ‐マティ・ラトバラトヨタ ヤリスWRC+3m58.2s8ヘイデン・パッドンヒュンダイi20クーペWRC+4m32.4s9エリック・カミリーフォード フィエスタ R5+10m19.4s10アーミン・クレマーフォード フィエスタWRC+10m44.3s
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