ヤリ-マティ・ラトバラは、昨年フォルクスワーゲンでセバスチャン・オジェと不仲だったとの報道を否定した。報道では、ヤリ-マティ・ラトバラはフォルクスワーゲン所属時にチームとセバスチャン・オジェの両方に批判的だったとされたが、ヤリ-マティ・ラトバラはそれは誤って引用されたものだと述べた。
「それらの言葉は僕のものではなかった」とヤリ-マティ・ラトバラは Autosport にコメント。「僕はセブがテスト後に話をするのを拒否したなど言っていない。間違って訳された言葉だ」「それについては本当に嫌な気分になったし、そのようにチームやドライバーについて話すのは僕のスタイルではない」「動揺が起きたことをセブとチームの両方に謝罪したい。でも、彼らは僕がそんなことを言うような人じゃないことを十分にわかってくれている」先週のラリー・モンテカルロで2位表彰台を獲得したヤリ-マティ・ラトバラは、セバスチャン・オジェとのフォルクスワーゲン時代について、それがミッコ・ヒルボネンとのフォード時代の経験といかに異なるかについて述べた。「フォードにいたときは、セバスチャン・ローブが圧倒的な強さだった」「ミッコと僕は彼を倒すために一緒に働かなければならなかったし、僕たちは自分たちだけではそうすることはできなかった」「フォルクスワーゲンではそれは違った。この新たなセバスチャンを倒すために僕を助ける人はいなかった」「4度のワールドチャンピオンが同じチーム内にいるときは一人だし、異なる哲学で違ったやり方で彼と戦わなければならない」「僕が言ったのはそういうことなんだ」ヤリ-マティ・ラトバラは、トヨタでの仕事のやり方がフォード時代をより思い出させると認めた。「今、僕はユホ(ハンニンエン)と仕事をしている。僕たち二人はオジェを倒そうと仕事をしている。またフォードのときのようにね」