2026年F1シーズンの開幕戦オーストラリアGPで、ウィリアムズは厳しいスタートを強いられた。アレクサンダー・アルボンは12位、カルロス・サインツJr.は15位に終わり、チームはポイントを獲得できなかった。さらにチーム内部では、メルセデス製パワーユニットを巡る情報共有の不足に不満が出ているとされ、2026年型パッケージの理解不足がパフォーマンス低下の一因となっている可能性が指摘されている。
ウィリアムズの苦戦「マシンは遅く太りすぎている」ジャーナリストのスコット・ミッチェル=マルムはポッドキャスト番組でウィリアムズの現状について厳しい評価を下した。「もしウィリアムズを一言で表すなら“ひどい”という言葉だ」「マシンは遅いし、予選でも良くない。レースでも競争力がない。そして明らかに重量超過だ」「彼らはエンジン関連の情報開示についてメルセデスに不満を持っているようだ」しかしミッチェル=マルムは、その問題を今すぐ議論するべきではないとも指摘した。「ただし今その話題に触れるべきではないと思う」「メルセデス系チームの中で4番手の立場にあるチームが、必要な情報を得られていないと不満を言うのは違う」「まずは自分たちの問題に集中すべきだ。特に2026年が重要だとあれほど騒いでいた後ならなおさらだ」「重量を減らすことができれば序盤の数戦で大きく改善する可能性はあるし、このパッケージにはポテンシャルがあるかもしれない」「シーズン終盤にウィリアムズがミッドフィールドのトップチームになっている可能性だって十分にある」「もしそうなれば素晴らしい仕事をしたと言えるだろう」「だが、それでも今の位置にいるという事実は変わらない」メルセデスPU情報不足にマクラーレンも同調現在のF1グリッドでは、メルセデスとそのカスタマーチームとの間に明確なパフォーマンス差がある。開幕戦ではメルセデスが1-2フィニッシュを達成する一方、カスタマーチームは苦戦した。マクラーレンは10ポイントを獲得し、アルピーヌはピエール・ガスリーのトップ10入りでポイントを確保したが、ウィリアムズは無得点に終わった。ウィリアムズのチーム代表ジェームス・ボウルズはレース前、メディアに対して次のように語っている。「メルセデスがパワーユニットで行っていることには驚かされた」「予選を終えて初めて、我々がどれだけ遅れているのかを実感した」「エンジン面ではコンマ3秒ほどの差がある。おそらくそのあたりだ」またマクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラも、メルセデスのエンジン部門との情報共有について同様の不満を示した。「HPP(メルセデス・ハイパフォーマンス・パワートレインズ)との情報共有については、ここ数週間ずっと議論が続いている」「テストの段階でも、我々はほとんど“走らせてデータを見る”という形だった。『これが今の状態か、ではそこから対応しよう』という感じだった」「だが、それはF1の仕事の進め方ではない」「通常はトラックで起きることをシミュレーションし、何が起きるかを事前に把握しておく。何をプログラムしているのか、マシンがどう振る舞うのかを理解しているものだ」「だから、カスタマーチームとして言わせてもらうと、マシンの挙動を予測する能力という点で我々は後手に回っていると感じている」
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