ウィリアムズF1は、F1フランスグランプリでニコラス・ラティフィにもアップグレードパッケージを投入。アレクサンダー・アルボンが初めてアップグレードパッケージを走らせてから2レース後となる。ウィリアムズF1は、シルバーストンでのF1イギリスGPでメジャーアップデートを投入したが、チームはその段階で1台分しか準備できなかった。そのため、ドライバーズチャンピオンシップで上位にいるアレクサンダー・アルボンに与えられ、F1オーストリアGPでも使用した。
F1オーストリアGPは、プラクティス時間が限られたスプリント週末だったため、ニコラス・ラティフィはまだ待たなければならなかったが、今週末のF1フランスグランプリでようやく新しいパーツを受け取ることになった。「過去数レースでアレックスの車にいくつかの新しい部品を導入したが、我々は今、両方の車がアップグレードで走ることができる立場にいる」とウィリアムズF1の車両パフォーマンス責任者であるデイブ・ロバーツは語った。「シルバーストンの天気とオーストリアのスプリントフォーマットはテストには理想的ではなかったが、我々は一歩前進したことを確信するのに十分な励みになるフィードバックを目にしてきた」「今週末は暖かく、ドライで安定している可能性が高いため、金曜日のランニングを使用して、ニッキーに新しいパーツを習得させ、新しいパッケージのパフォーマンスを最大限に活用する方法を引き続き理解していく」ニコラス・ラティフィ自身は、ミッドフィールドの戦いに近づけることを望んでいるので、アップグレードを手に入れるのが待ちきれないことを認めている。「フランスに行くことにとても興奮している。アップグレードパッケージを手に入れるのは最初のレースだからだ」とニコラス・ラティフィは語った。「これまでのところ、アレックスの車でいくつかのポジティブな兆候が見られているので、初めて味わうのを楽しみにしている。それが僕たちが逃していた追加の相対的なペースを僕たちにもたらし、僕たちをより多くの戦いに巻き込むことができることを願っている」「フランスは多くのランオフエリアがあるユニークなトラックレイアウトであるため、オーストリアの場合と同様に、トラックリミットが少し問題になる可能性がある。何よりも車の開発を続けることを楽しみにしており、今後も良いデータが得られることを願っている」