ニック・デ・フリースは、2022年F1第6戦スペイングランプリのフリー走行1回目にウィリアムズF1チームから出走。レギュラードライバーのニコラス・ラティフィを上回るタイムをマークした。F1は、2022年に少なくとも2回のフリープラクティスで“ルーキー”ドライバーを乗せることを義務付けており、ウィリアムズF1チームは、バルセロナでエンジンサプライヤーのメルセデスF1のリザーブドライバーであるニック・デ・フリースを起用した。
2019年のF2チャンピオンであり、現役フォーミュラEチャンピオンでもあるニック・デ・フリースは、初めて乗ったウィリアムズのF1マシンでレギュラードライバーのニコラス・ラティフィを0.101秒上回るパフォーマンスを披露し、存在感を示した。「FP1の前にとても緊張していたことを認めるよ!」とニック・デ・フリースはコメント。「僕はF1から離れてチャンピオンシップを目指してレースをしているけど、F1デビューをすることは非常にユニークで特別なことだし、この機会にとても感謝している」「でも、車に乗り込んでエンジンを始動すると、周りのすべてを忘れて、車に一人でいることになる。それらの緊張はすべて消えて、自分の仕事に集中する」「車やタイヤを知らずに飛び込むのは簡単ではなかったし、すべてが初めてのものだったけど、自分自身に適応する時間を与えたし、自分のパフォーマンスにはかなり満足している」「僕はいつも自分自身に批判的でだし、テーブルにはもっと多くのことがあったと思うけど、ウィリアムズとの最初の経験には満足しているし、ポジティブだ」
全文を読む