フォーミュラEチャンピオンのニック・デ・フリースは、2023年にウィリアムズでF1デビューを果たす可能性があるという噂は「初耳」だと否定した。アルピーヌF1チームは、昨年のF2チャンピオンでアカデミードライバーのオスカー・ピアストリを2023年にローン移籍させることを検討しており、潜在的なチームとしてウィリアムズの名前が挙げられている。
しかし、ベテランF1レポーターのジョー・サワードは、最新のブログエントリで、ウィリアムズが、2024年以降にアルピーヌF1チームに戻ることが前提であるオスカー・ピアストリにF1での見習いの場を提供する可能性は低いと示唆。代わりに、ウィリアムズF1チームは、2022年のドライバーととしてアレクサンダー・アルボンと契約する前に交渉していたニック・デ・フリースを採用することを望んでいると語った。しかし、ニック・デ・フリースは、ウィリアムズでのF1デビューの話は「初耳」だとして否定した。「それらの噂は僕にとっては初耳だ」とニック・デ・フリースはGPFansに語った。「どこで読んだのか、どこから出てきたのか分からない。正直なところ、分からないけど、どこから入手したのか非常に興味がある」ニック・デ・フリースは、2023年の計画についてウィリアムズとは何の話し合いもしていないと主張しているが、現在メルセデスとマクラーレンの両方のリザーブドライバーを務めている27歳は、F1でフルタイムでレースをするという野心を持っている。「もちろん、F1は夢だ」とニック・デ・フリースは語った。「それはすべての若いドライバーにとっての夢だけど、それ以外の点ではまだシーズンのかなり早い段階だと思う。私たちはチャンピオンシップで6レース目だ」メルセデスは、今シーズン限りでフォーミュラEチームをマクラーレンに売却してワークス参戦を終了するため、ニック・デ・フリースの次のステップは注目されている。