ウィリアムズF1は、2022年F1マシン『FW44』のシェイクダウンを実施。発表イベントで実車ではなくショーカーを提示したのは、新しいカラーリングを“完璧”に仕上げたかったからだと説明した。ウィリアムズF1は2月15日(金)に2022年F1マシン『FW44』の発表イベントを開催したが、披露されたマシンとレンダリング画像はFOMのショーカーに2022年版のカラーリングを施したものだった。
先週の水曜日にRB18を披露したレッドブル・レーシングも同じアプローチをとったが、それはライバルに詳細を明かさないためだった。しかし、ウィリアムズF1は少し事情が違ったようだ。ショーカーではなく、シルバーストンでシェイクダウンを行っているFW44のレンダリング画像を公開しなかった理由について質問されたヨースト・カピートは「カラーリングに取り組み、それを完璧にしたかったからだ。時間がかかるのでショーカーでしかそれができなかった」と説明した。「レースカー自体は準備を整えているところだ。午後2時くらいにはトラックに出て、そのマシンの写真も撮ることができる」「きちんとしたカラーリングに見せたかっただけだ」2019年、ウィリアムズはFW42の設計と構築プロセスが起これ、結果としてプレシーズンテストへの参加が2日半遅れた。しかし、シルバーストンでシェイクダウンが行われていることを考えれば、2022年にそのシナリオが繰り返されることはないようだ。ヨースト・カピートは、ウィリアムズF1のプレシーズンの準備は「すべて計画通り」だったと語った。「FW44は今日はもう少し早く走るはずだったが、解決しなければならない電子機器の問題があって少し長くかかっている」「現在、午後1時ではなく午後2時に開始している。それだけです。この1時間の遅延は受け入れるものだ!」公開されたニコラス・ラティフィがドライブするFW44は、薄いノーズ形状、過激に絞りこまれたサイドポッドなど、これまで発表されたマシンとはまた一味違ったフォルムのマシンとなっている。
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