ウィリアムズ・レーシングは、2021年F1マシン『FW43B』を発表。レンダリング画像を公開した。2020年F1マシンのシャシーが引き継がれる今季は、レッドブルが『RB16B』、マクラーレンが『MCL35M』と、連番を進めずに記号を追加するチームがあるが、ウィリアムズF1も同じ法則をとって『FW43B』と命名している。
ウィリアムズF1は3月5日(金)、2021年F1マシン『FW43B』のレンダリング画像を公開。カラーリングは昨年まで全く異なり、ブルーの車体に白・水色・オレンジのデザインが施されている。特にエンジンカバー周りは特徴的だ。昨年は長い歴史の中で初めてチャンピオンシップポイントを獲得できないなど、過去2年間をランキング最下位で終えているウィリアムズF1は、FW43Bが順位を上げることに役立つことを望んでいる。また、2021年シーズンは、昨年のドリルトンキャピタルによる買収後、ウィリアムズ家が運営に関与しない最初のシーズンとなる。新CEOにはヨースト・カピートが就任し、昨年暫定チーム代表を務めていたサイモン・ロバーツがフルタイムでチームを率いる。ウィリアムズF1は、すでに2月17日(水)にFW43Bのシェイクダウンを終えており、シルバーストンでジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィが走行を経験している。ちなみに今回のFW43Bの発表は、スマホアプリを通してAR=拡張現実でファンに配信される予定だったが、直前にアプリがハッキングされて画像が流出し、断念している。
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