ウィリアムズF1の創設者であるフランク・ウィリアムズ(78歳)が入院。病状は明らかになっていないが、ウィリアムズ家は「容態は安定している」と声明で述べた。娘のクレア・ウィリアムズを含めたウィリアムズ家は、米国の投資会社ドリルトン・キャピタルにチームを買収。今年初めてにモンツァで開催されたF1イタリアGPを最後にチーム、そして、F1を離れた。
ウィリアムズ家は12月15日(火)、F1公式サイトは介してフランク・ウィリアムズの健康に関するプライバシーを求める声明を発表した。「最近、フランク・ウィリアムズ卿が入院したことは認めますが、彼が現在安定した状態にあります」とウィリアムズ家は述べた。「フランクの病状は私的な問題であるため、現時点では家族はこれ以上の詳細を発表しません」「家族のプライバシーを尊重するようお願いします。チームは、今後さらにアップデートをリリースします」フランク・ウィリアムズは、1977年にウィリアムズを設立し、グローブを拠点とするチームを率いて、7回のドライバーズタイトルと9回のコンストラクターズチャンピオンシップを獲得した。フランク・ウィリアムズは、2013年シーズンに先立ってチームの日々の運営責任をクレア・ウィリアムズに引き渡したが、チームプリンシパルの役割を維持し、昨年は50年目を迎えた。チームへの関与を縮小したフランク・ウィリアムズだが、2016年に肺炎にかかるまで定期的にグランプリに参加していた。2019年のF1イギリスGPではシルバーストンでチーム代表就任50周年を祝い、その後、F1ベルギーGPにも出席していた。