ウィリアムズF1チームは、2019年のF1世界選手権でドライバーが着用するレーシングスーツを披露した。ウィリアムズF1チームは2月11日(月)、グロープのチーム本拠地で新車『FW42』の発表会を開催。新たに「ROKiT(ロキット)」とタイトルスポンサー契約を結び、2019年のF1世界選手権に『ROKiT Williams Racing(ロキット・ウィリアムズ・レーシング』として参戦することを発表。FW42に採用する鮮やかな水色のカラーリングを披露した。
ウィリアムズは、新車開発の遅れにより、2月16日(土)にフィルミングデーを利用して予定していたFW42のシェイクダウンをキャンセル。しかし、冬季テストにむけてマシンとドライバーはカタロニア・サーキットに入っており、2019年仕様のレーシングスーツを撮影した。レースドライバーのロバート・クビサとジョージ・ラッセル、そして、開発ドライバーのニコラス・ラティフィが着用しているレーシングスーツは、F1マシンと同じ水色のカラーリングが特徴。下半身部分もマシンに合わせてブラックの配色となり、胸元にはROKiTのロゴが入っている。新しいカラーリングについてウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは「このカラーリングを採用した背景にはちょっとしたストーリーがあります。マルティーニが我々との関係を終わらせることは前もって把握していましたし、それは我々がウィリアムズをどのように前進させていきたいかをじっくりと考える絶好の機会になりました。今年は我々にとって今後の数年間のためにも非常に重要であることは確かです」とコメント。「ウィリアムズの伝統カラーはネイビーとホワイトだということは多くの人に知られていますが、私はそこから離れ、世間に我々は“フレッシュでアクティブなブランド”だということを示したかったのです」 「しかし、我々の伝統的なネイビーとホワイトを続けてそこに戻るだけではそういったストーリーを語ることはできません。F1マシンとは究極的には世界に向けたショーウインドウであり、私は偉大な物語を示す鮮やかなカラーリングにしたいと思っていました。それが実現できたと感じています」
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