ウィリアムズが、ロバート・クビサに2019年のF1レースシートをオファーしたと報じられている。クビサにもフェラーリもリザーブドライバーの役割をオファーしているとされている。ウィリアムズは、2019年のドライバーとしてジョージ・ラッセルの起用を発表しているが、2つ目のシートはまだ未定となっている。リッチエナジーのタイトルスポンサー契約をハースに奪われたされるウィリアムズは、2つ目のシートに持参金を持ち込めるドライバーを求めているとされている。
そのため、エステバン・オコンとの契約は破綻になったとされ、チームのためにポーランドの石油会社PKNオーレンと1000万ドル(約11億円)スポンサーパッケージを準備したとされるロバート・クビサがリストのトップに躍り出たという。だが、現行マシンとタイヤに精通しているロバート・クビサには、シミュレータードライバーを務めていたダニール・クビアトとアントニオ・ジョビナッツィを失うフェラーリも獲得を希望しているとされる。ロバート・クビサは、今週末のF1ブラジルGPの数日後に将来についての決断を下すと語る。「僕たちは決定にかなり近づいていると思う」とロバート・クビサは Autosport にコメント。「僕の視点ではそこにたどり着いていると思うし、もうすぐ自分のなかでの締切を迎える。数日以内に自分のやりたいこと、僕にとってベストな方向だと思っていることを決断するつもりだ」「僕は快適な状況にいるし、それは数週間言い続けてきたことだ。いずれにしろ、僕を魅了し、楽しむことができるという確信を与えてくれることをするつもりだ」「でも、多くのことは自分がどの方向に進みたいかと思うかにかかっている。レースをしたいのか、どこでレースをしたいのか、物事を組み合わせることができるのか、今年のように1つのことにだけ集中できるかなどね」フェラーリのような長期契約がプライオリティになるかと質問されたロバート・クビサは「F1で走りたい、復帰したいという希望の方が長期的なプロジェクトへの希望より大きいかもしれない。個人的な結論には多くのことが残っている」とコメント。「決断したいと言っているときには、将来に自分が何をしたいかが重要だ。今後3カ月や1年だけしか見ていないわけではないけど、それが僕の気持ちだ。両手を広げてくれている人がいるからではなく、状況がどのように働くかを見て決めることだ」ロバート・クビサは、フェラーリと関係を築くことは魅力的な選択肢だと認める。「F1について夢見ていた子供の頃から、F1ドライバーと2つのことを確立したいと言ってきた。チャンピオンシップで勝つか、赤いクルマを運転するかのどちらかだとね」「後ろを振り返ることはできないし、前を見なければならない。とても興味深いことかもしれないけど、高いレベルのトップチームと一緒に仕事をすることにも目を向けなけなければならない」「プロという観点では良い機会だと思うけど、感情という点でも興味深いことかもしれない」
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