ウィリアムズは、2017年にバルテリ・ボッタスがメルセデスへ移籍できるように契約を解消し、後任としてフェリペ・マッサが引退を撤回して走ることを発表した。フェリペ・マッサは、2017年にF1デビューするランス・ストロールのチームメイトとして4年連続でウィリアムズでF1を戦うことになる。
フェリペ・マッサは「まずなにより、ウィリアムズに復帰する機会を得られてとても嬉しく思う」とコメント。「2017年はどこかでレースをしたいと思っていたけど、ウィリアムズは僕の心に近いチームだし、達成しようとしてきた全てをリスペクトしてきた。バルテリは素晴らしいチャンスを得たし、メルセデスでの活躍を祈っている」「2017年F1シーズンにウィリアムズを手助けするチャンスをオファーされたとき、それは正しい行為だと感じた。レースに対する熱意は何も失っていないし、FW40を走らせるために戻ることにかなりモチベーションを感じている」「過去数週間にわたるファンからのサポートは大きな後押しになったし、感謝している」「ランスと働くことも楽しみにしている。彼のことは何年も知っているし、その期間での彼の才能が発展するのを見てきた。僕たちが一緒に何を成し遂げられるか楽しみにしている」ウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは「フェリペが我々の2017年シーズの一員といて引退を撤回することに合意してくれたことを嬉しく思います」とコメント。「バルテリには現在のコンストラクターズチャンピオンに加入する他に類のないチャンスがあります。我々はバルテリにその素晴らしい機会を与えるためにメルセデスと合意するべく懸命に働いてきました」「バルテリは2010年からウィリアムズ・ファミリーの一員でしたし、その期間、9度の表彰台を獲得し、大きな才能を証明しました。この機会を利用し、チーム全体を代表して、彼に感謝したいです。そして、メルセデスに加入して成功したシーズンを過ごすことを願っています」「フェリペは常にウィリアムズ・ファミリーの非常に愛されるメンバーでした。そして再び彼と働く機会を我々全員が楽しみにしています。彼はずっと2017年にどこかでレースをするつもりでいました。彼は競走精神を失っていません。バルテリを行かせる我々にとって強力な後任を起用することが重要でした。フェリペが再加入してくれることで、我々が前進する手助けとなる安定性、経験、そして、才能を提供してくれます。彼は我々にとって素晴らしい遺産です」