ウィリアムズは、2016年F1マシン『FW38』を公開した。全チームに先駆けて、ウィリアムズが公式サイトで2016年F1マシンを公開。今年はレギュレーションの変化が少なく、ショートノーズを含めて前作の進化型となっている。ウィリアムズの技術責任者を務めるパット・シモンズは、昨年マシンの弱点である、低速パフォーマンスの改善を狙っていると述べた。
「FW37の低速パフォーマンスは、高速でのパフォーマンスに匹敵していなかたのは秘密ではない。その理由を解明し、変更を施すことに多くの時間を費やした」とパット・シモンズは述べた。副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは「今日発表したクルマは、決して最終形ではありません」とコメント。「我々はすでにメルボルンに向けてアップデートを計画しており、シーズンを通してコンスタントな改善を目指していきます」「ウィリアムズは、力強い位置で2016年に望みます。我々には素晴らしい人々のチームがあり、過去2年間、競争力を取り戻してきました」「今後、我々はそれを基にして、我々全員が望んでいる場所にこのチームを戻す必要があります」