ウィリアムズの開発ドライバーを務めるアレックス・リンは、2016年が今後のレースキャリア形成に役立つと考えている。 2014年度のGP3チャンピオンであるアレックス・リンは、昨年にGP2にステップアップし、DAMSで2勝を挙げながらもランキング6位という結果に終わった。今年もウィリアムズでの仕事と並行してGP2を戦う予定のアレックス・リンは、今後12カ月が将来の決定を助けると考えている。
「2016年は僕にとって重要な年だと思っている」とアレックス・リンは Daily Gazette にコメントした。 「どのモータースポーツが舞台になるかに関わらず、それがF1かそれ以外かは別として、来年は僕に何ができるかを示す一年になるだろう」 「どの一年も重要だけど、今年は僕にとって本当に大事な一年になる。とても重要だ。自分を見てもらうためにGP2に集中し、どうなるかを待つつもりだ。プレッシャーはあるけど、それによって自信が高まるので、正直言って、嫌ではない」GP3を制した際にはレッドブルのジュニアプログラムに所属していたアレックスリンだが、トロ・ロッソのシートを逃したことを受け、2014年序盤からウィリアムズに加入した。英国出身のアレックス・リンは、昨シーズンにウィリアムズで重要な役割を果たしたと自負しており、今年もそれを継続することを希望している。 「僕はとてもポジティブなフィードバックを得ているし、チームの主要メンバーと良い関係を築いた。去年のチームの成功に貢献したと思うし、その機会が続くことを願っている」