ウィリアムズは、コンストラクターズ2位のフェラーリを捕らえられると考えている。前戦F1イギリスGPで、ウィリアムズは週末の大部分でフェラーリを上回り、決勝レース序盤はフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスが1-2体制を築いていた。ウェットコンディションもあり、最終的にウィリアムズ勢は4位と5位でフィニッシュする結果となったが、ドライでのペースは、フェラーリとの60ポイント差を覆せるという望みをウィリアムズに与えた。
「我々はクルマのあらゆるエリアに絶えず新しいものをもたらしている」とウィリアムズのパフォーマンス責任者のロブ・スメドレーはコメント。「チームは小さな増加性のステップでクルマを開発しており、まだもっと多くのことが予定されている」「我々はチャンピオンシップで2位を獲得したいので、より好ましいポジションに自分たちを置くためにより一層頑張っていく。それが今の我々の目標だ」バルテリ・ボッタスは、メルセデスはウィリアムズのはるか先にいるが、フェラーリは捕らえられるかもしれないと同意する。「フェラーリとのギャップにはかなり満足している」とバルテリ・ボッタスは述べた。「今シーズン初めて、僕たちは予選で彼らよりも速かった」「メルセデスとのギャップは予想されていたことだし、彼らが速いことはわかっていたので、それほどサプライズではい」「でも、これはレースだ。僕たちは諦めていない。何が起こるかなんてわからないしね」「僕たちはピースを揃えるためにも確実にそこにいる必要がある」シルバーストンの高速特性はウィリアムズの長所に有利に働いたが、今月後半のハンガロリンクのレイアウトはより多くのチャレンジをもたらすロブ・スメドレーは、ウィリアムズは低速ペースに取り組まなければならないことを把握していると述べた。「我々はまだ低速で少し欠けている。手を挙げて、それが本当だと言えるくらいにね」「我々はそこを取り戻すための様々な方法を検討している」「クルマの開発に関してクレバーな方法を検討している。革新的な方法とでも言えようか。高速の開発を継続できるが、同時に低速での加速の開発も進めている」「優れているエリアでボールから目を離すようなことは絶対にできない。トレードオフはできない。強いエリアを改善する同時に、弱いエリアを改善していかなければならない」