ウィリアムズのロブ・スメドレーは、F1ハンガリーGPで奮わなかったのはチームの戦略ミスが原因ではないと語っている。F1ハンガリーGPで、ウイリアムズは6番手スタートのフェリペ・マッサが5位に入ったが、前戦F1ドイツGPまで3戦連続で表彰台を獲得していたバルテリ・ボッタスは、3番手グリッドを生かせず、8位でチェッカーを受けた。
好スタートを切ったバルテリ・ボッタスは、レース序盤に2番手を走行していたが、1回目のピットストップでポジションを大きく落とし、ミディアムタイヤを履いた第3スティントでは苦戦を強いた。多くのチームが、残りのレースをソフトタイヤで走りきろうとしたことを考えれば、ウイリアムズのタイヤ選択が誤りだったようにも感じるが、ロブ・スメドレーは、単純にFW36のスピードが十分ではなかったと語った。「正直、我々はいかなる戦略ミスも犯さなかったと思っている」とロブ・スメドレーはコメント。「主な問題はクルマのペースだった。我々はより熱い温度では十分に良かったが、18〜20℃に冷えたトラックではクルマのペースを全く引き出せなかった」ロブ・スメドレーは、クルマのペース不足に加え、終盤のロングスティントをソフトタイヤで走り切れるとは考えていなかったと述べた。「23周目に2度目のセーフティカーが導入された際にはオプションタイヤで25周できるとは全く思わなかった」ウィリアムズは、F1ハンガリーGPで14ポイントを獲得したが、26ポイントを獲得したフェラーリにコンストラクターズ3位の座を奪い返された。
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