ウィリアムズは、クレア・ウィリアムズがチームの副チーム代表に就任したことを発表した。チーム創設者でチームの代表を務めるフランク・ウィリアムズの娘であるクレアは、今回新たに設置された副チーム代表というポジションで日々の業務とレースチームの長期的な発展において重要な役割を果たしていくことになる。
ウィリアムズは、2013年シーズン前にクレア・ウィリアムズの副チーム代表就任を発表する予定だったが、ヴァージニア・ウィリアムズ夫人の死去により、発表を延期していたと述べた。フランク・ウィリアムズ「過去10年間、クレアはウィリアムズのために精力的に働いてくれた。彼女のスポーツの知識とチームへの情熱は疑いのないものであり、彼女がここにいる間に我々の最も価値ある資産のひとつになったと言えることを誇りに思う。クレアの副チーム代表就任により、ウィリアムズの将来は非常に安泰だと思っている。今回の就任にはジニーも承認している。彼女はクレアが私の側でこのポジションを引き受けることを信じられないくらい誇りに思っていた」クレア・ウィリアムズ「副チーム代表の役割を引き受けることを本当に誇りに思っていますし、今シーズン以降のチームの運営の手助けをするためにフランクと一緒に働くことを楽しみにしています。私はスポーツのなかで育ち、F1の伝説的なチーム代表のひとりからそのコツを学んできました。その結果、私はこの新しいチャレンジのための準備はできていると感じています。チーム内の全員がトラックにクルマを見届けるために日々専念していることを理解していますし、自分たちをトップに送り届けると決心しています。待ち受けているチャレンジを過小評価してはいませんが、私をこの役割に薦めてくれた非常に貴重な存在である取締役会と非常に優秀な実行委員会のサポートを得ています。私の母の死により、私の家族、会社としてのウィリアムズにとって悲しい月でしたが、私たちはシーズンを確立し、将来に目を向けなければなりません。チームで役割を得られることは特権ですし、成功に満ちた次の章を期待しています」