ウィリアムズは、アダム・パーがウィリアムズ・グランプリ・ホールディングズPLCを退職することを発表。アダム・パーは、3月30日付でウィリアムズを去る。これを受け、ディアジオの前CFOで現在WPGHと2つのFTSE100企業の非常勤取締役を務めるニック・ロースが非総裁(Non-Executive Chairman)に就任。支配株主のフランク・ウィリアムズが、株主で非常勤取締役のトト・ヴォルフ、経営最高責任者のアレックス・バーンズ、残りの取締役のサポートを受けながら会社の監督を続けていく。
フランク・ウィリアムズ「アダムには、2006年末にチーム運営をサポートするためにウィリアムズに加わってもらうよう頼んだ。5年間にわたるアダムの業績は私の予想を凌ぐものだったし、彼のサービスに感謝しなければならない。彼が少なからず決定的な役割を果たした昨年末の技術変更は、今シーズンのチームの改善された競争力を通して現れ始めているし、この会社の成功したIPOへと導いた。アダムは、彼の人生でより良いバランスを追及するために適切な時期に我々の元を離れる。彼と彼の家族の幸運を願っている。彼は我々を良い状態にしてくれたし、ウィリアムズの役員会とシニアマネジメントチームが有望な将来にむけてビジネスを推し進めてくれると確信している」アダム・パー「5年間にわたり、ウィリアムズのために働くチャンスを与えてくれたフランクに心から感謝している。チャレンジングであり、価値のある期間だった。ウィリアムズは500人以上の高潔で優秀な人々、そしてF1内外に素晴らしいパートナーのいる独特なチームだ。ウィリアムズはここから前進していくし、グローブのみんなの幸運を願っている」