ウィリアムズのテクニカルディレクターを務めるサム・マイケルは、FW33のリアウイングマウント方法による振動への懸念を否定した。FW33は、非常に低く上反角がついたディファレンシャルとギアボックスを特徴としており、リアサスペンションのウィッシュボーンをリアウイングのセンターピラーにマウントするというアグレッシブなデザインを採用している。
サム・マイケルは、この方式がウイングに過度の動きを引き起こしているという報道を否定した。「3度テストを行ったがまったく問題はなかった」とサム・マイケルはコメント。「一部の人々が提案していたようなサスペンションにマウントされているのではない。センターピラーにマウントされている。リアのロワウイングは完全に浮いている。構造上のメインのマウント位置は1つの場所にある」「実施、最後のテストでリアウイングのエンドプレートに小さな2つのステーを追加した。それで全ての横揺れはなくなった」「明白にしておきたいが、サスペンションピラーにマウントされているのでそうはならない。サスペンションピラーは動かない。センターピラーにマウントされているというのが事実であり、それは唯一動かない場所だ」「もっと高いギアボックスがあり、ピラーにウイングをマウントしていたとしても、同じことが起こっただろう」サム・マイケルは、来月の最終テストに相当量の新パッケージを持ち込むことを明らかにした。「新しいディフューザー、フロントウイング、ブレーキダクト、バージボード、ボディワークを持ち込む。現時点で唯一変わっていないのはリアウイングだけだ」関連:・ウィリアムズ FW33 (主要諸元表)・F1-Gate.com YouTubeチャンネル