FIA 世界耐久選手権(WEC) 第7戦 富士6時間レースの決勝が15日(土)に富士スピードウェイで行われ、トヨタ #8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/アンソニー・デビッドソン)が優勝した。雨と霧に包まれた決勝日の富士スピードウェイ。決勝はセーフティカー先導でスタートし、15分後にセーフティカーが退いて本格的にレースがスタートした。
だが、およそ50分を経過した時点で霧によりセーフティカーが導入。その間に霧が濃くなったため、レースはおよそ30分後に一時赤旗中断になった。その後もLMP2クラスのマノーやレベリオンのクラッシュによりセーフティカーが導入。その後も雨が降れば霧が晴れ、雨がやむと霧が立ち込めるというコンディション。そして、濃霧による視界不良で6度目のセーフティカーが導入された残り1時間30分となった時点で再び赤旗中断。そして、残り10分でレース再開がアナウンスされたが、その後、再び濃霧による敷かう不良となりセーフティカー先導でそのままパルクフェルメに入るように指示が入り、レース終了が確定。優勝はトヨタ #8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/アンソニー・デビッドソン)。2位にもトヨタ #7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)が続いてトヨタが1-2フィニッシュを達成。3位はポルシェ #1号車(ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ニック・タンディ)、4位はポルシェ #2号車(ティモ・ベルンハルト/アール・バンバー/ブレンドン・ハートレー)という結果となり、2号車の日本でのチャンピオン確定はならなかった。LMP2クラスはヴァイヨン・レベリオン #31号車、GTE ProクラスはAFコルセの51号車、GTE Amクラスはスピリット・オブ・レースの#54号車が優勝という結果となった。WEC 第7戦 富士6時間 決勝 結果順位No.ドライバーチーム/車種18中嶋一貴セバスチャン・ブエミアンソニー・デビッドソンTOYOTA GAZOO Racing/トヨタ TS050 HYBRID27小林可夢偉マイク・コンウェイホセ・マリア・ロペスTOYOTA GAZOO Racing/トヨタ TS050 HYBRID31ニール・ジャニアンドレ・ロッテラーニック・タンディポルシェLMPチーム/ポルシェ919ハイブリッド42ティモ・ベルンハルトアール・バンバーブレンドン・ハートレーポルシェLMPチーム/ポルシェ919ハイブリッド
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