マーク・ウェバーは、2015年 FIA世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスのドライバー世界チャンピオンを獲得した。F1を引退し、2014年にポルシェに加入したマーク・ウェバー。2年目となる今年、ティモ・ベルンハルト、ブレンドン・ハートレーとともにポルシェ919ハイブリッド No. 17を走らせて念願のドライバー世界チャンピオンを獲得した。
最終戦バーレーンを5位でフィニッシュし、チャンピオンを決めたマーク・ウェバーは「今日は、チームの資質が明らかになった日だった」とコメント。「今シーズン、何日かは物事が非常にスムーズに行ったこともあったけど、僕たちは冷徹なまでの正確さによって勝利を挙げてきた。今日は、必死で戦わなければならなかった。メカニック達とドライバー達がスピリットを見せつけた」「メカニック達には感謝しきれない。クルマをガレージに入れたピットストップには、言いようもないほどのストレスを感じた。そんなプレッシャーの中で、僕たちが世界チャンピオンになれたのは驚くべきことだ」「ティモとブレンドン、そしてポルシェと共に世界チャンピオンになれたことを非常に誇りに思う。これは、1986年のデレック・ベル以来だ。チームにとって、素晴らしい日になった」