マーク・ウェバーは、レッドブルとの契約が切れる今シーズン末に他チームへ移籍する可能性を否定していない。マーク・ウェバーは、ここ2戦連続で優勝し、チームメイトのセバスチャン・ベッテルと同ポイントでドライバーズポイント首位に立っており、契約が切れる2010年末のドライバー市場で重要なドライバーのひとりとなっている。
同じく今シーズン末でフェラーリとの契約が切れるフェリペ・マッサのシート候補として名前が挙がっているウェバーは、レッドブルに満足していると認めるが、2011年の移籍の可能性に関してはオープンな姿勢を貫いている。「2レース連続で優勝したら、みんなが来年僕がどこでドライブするつもりか聞いてくるんだよね」とマーク・ウェバーはコメント。「僕はレッドブルのみんなととても親しくしているし、たくさんの事を通り抜けて、彼らと素晴らしい経験を築いている。まだ途中だし、このビジネルはとても早く変化するので、コーナーを曲がったら何があるかわからない」ウェバーは、7月のイギリスGPまでに今後のことを決定すると考えている。「今は来週末トルコで行われる次のレースのことしか考えていない。残りは神のみぞしることさ。100ポイントも残っているし、手元の仕事に集中している。もう6週間くらいで状況は明白になるとイメージしている。でも、最も重要なことは僕を駆りたてる物凄い欲求があるということだ」先週末のモナコGPを思い起こすには時間がかかったというウェバーだが、彼の業績に感動したと認める。「たくさんの人がモナコGPを観ているよね!みんながマクラーレンのドリームチームやミハエル・シューマッハが成し遂げたことについて話していたのはほんの3〜4週間前なので素晴らしいと思う。でも、我を忘れてはいないよ。僕たちのスポーツはすぐに変化するしね」「皇太子とのディナーは印象的だったし、僕の歴史の一部になった。ビルの屋根で裸になって花火をみたことは決して忘れないだろう。僕の人生において独特でドラマチックな週だったよ」ウェバーーは、勝利にふけるだめに月曜日にモンテカルロを離れたという。「ラバーを見るために自分のクルマでトラックのまわりをドライブしたよ。その瞬間に実感したよ」「最後にドライブしたときは、かなりハイになっていたからね!派手さや魅力はないけど、そこで勝つのがどれくらい厳しいかはわかっている。小さなミスでレースは終わってしまう。月曜日にもう一度見たかったんだ」