元F1ドライバーのマーク・ウェバーが、バサースト12時間レースが開催されているマウント・パノラマでポルシェ 911 GT2 RSクラブスポーツでデモ走行を実施した。世界限定200台で販売されるポルシェ 911 GT2 RSクラブスポーツは、現行ポルシェの市販車で最強のモデルとなるサーキット専用モデル。パワートレインは、3.8リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、700馬力を発揮する。
サーキット専用モデルのポルシェ 911 GT2 RSクラブスポーツは、市販車から無駄が省かれて車重は1390kgに抑えられ、フロント左右にはカナードが設けられ、後部には巨大なリヤウイングが搭載される。車内も完全シングルシーター仕様となり、ロールゲージが張り巡らされる。価格は405,000ユーロとなる。F1で9勝を挙げ、2015年にポルシェでWECチャンピオンを獲得したマーク・ウェバーは、現在はポルシェのアンバサダーを務めており、バサースト12時間レースのためにマウント・パノマラを訪れたファンにポルシェ 911 GT2 RSクラブスポーツの走行を初公開した。「バサーストを最後に走ったのは24年前のフォーミュラ・フォードだ。今、この700馬力のスポーツカーでこの素晴らしいサーキットを走ることは、僕にとってセンセーションナルが経験だった」とマーク・ウェバーはコメント。「エンジンがどれほどパンチがあるかは信じられないくらだ。最大限のレーススピードでは走らなかったけど、それでもストレートでは296km/hに到達した。クレージーだ!」


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