元F1ドライバーのマーク・ウェバーは、ルノーに移籍するダニエル・リカルドは、レッドブル・レーシングでのキャリアと同じレベルで競争できないことで、F1への愛情を試されることになると考えている。レッドブルの育成ドライバーとして育ったダニエル・リカルドだが、今シーズン限りでレッドブルを離れ、2019年からはルノーのワークスチームに移籍する。
今シーズン、2勝を挙げているダニエル・リカルドだが、8回のリタイアを喫しており、前戦F1メキシコGPでは“こんな状態では日曜日に走っても意味など見い出せない”とラスト2戦の欠場をほのめかすなどフランストレーションを爆発させていた。しかし、2019年はレッドブル・レーシングよりも競争力に欠けるルノーへと移籍することにマーク・ウェバーは懸念を抱いており、もう1年マシンの問題に見舞われることでダニエル・リカルドはF1に幻滅していまうのではないかと心配している。「シーズンが終わるのを待つことができないのはもっともなことだと思うが、それが少し気がかりだ。彼にF1への愛情を失ってほしくはない」とマーク・ウェバーは The West にコメント。「根性が本当に試されることになると思う。彼はスポーツについて疑問を抱くことになるかもしれない。肩を抱きしめてくれる人々はあまり多くない。厳しいサバイバルでしかないし、彼もそれはわかっている」「来年、彼がルノーで挽回しないなら、シートベルトをしっかり締めて、走り続けなければならない。彼はルノーに移籍することを自ら決断しいた。それはおかしな決断だと僕は思っているけど、彼は環境を変えることを望んでいるし、それが彼のやりたいことだ」「でも、彼が実施にスポーツをどれくらい楽しめているかどうかが本当に試されることになるかもしれない」