元F1ドライバーのアラン・マクニッシュは、ル・マン界は、マーク・ウェバーを両手を広げて歓迎するだろうと述べた。今シーズン末でレッドブルとの契約が終了するマーク・ウェバーは、2014年からポルシェでWEC耐久選手権に参戦するとの噂が流れた。2002年にトヨタからF1に参戦し、現在アウディでWECを戦うアラン・マクニッシュは「マークが来ることに決めるのであれば、我々は両手を広げて彼を歓迎するだろう。1コーナーまでだけどね」と Huffington Post にコメント。
「彼はそれ以外の道は望まないだろう」「彼はハードチャージャーだし、インテリジェンスで、思想家だ。彼は素晴らしい人間だし、パドックでも好かれている」今週末、伝統のル・マン24時間レースが開催されるが、アラン・マクニッシュは、ル・マンはF1と互角に争うことができるイベントだと考えている。「スポーツカーは、自動車メーカーに賢明なコストで技術開発できる場所を提供していると思う」「彼らは、ル・マンという注目をひきつけるレースで戦うことができる。間違いなくF1レースに匹敵すると思う。世界選手権だしね」「ルノーを見れば、彼らは何年もF1世界選手権で勝っているけど、誰も知らない。彼らは全員、それがレッドブルだと思っている」アラン・マクニッシュは、ル・マンは、小林可夢偉やブルーノ・セナのようなF1ドライバーにとって“現実的”なオプションになったと考えており、タイヤが支配するF1が正しい方向に向かっているのかどうかに疑問を呈した。「今のF1はとっても奇妙だ」とアラン・マクニッシュはコメント。「バーレーンGPのラップタイムを見ていて、基本的に僕たちのレースのラップタイムと同じだと気づいた。300kg軽いクルマでね」「F1は、ここ数年にわたり、ホイール・トゥ・ホイールを楽しみにしているファンを獲得するためにスペクタクルになるだめにかなり懸命に取り組んできたと思う」「そうするのはポジティブなことだと思うけど、ちょっとやり過ぎた感があるね」