マーク・ウェバーは、まだRB7の競争力について慎重な姿勢をみせている。今回のバルセロナテストでは、セバスチャン・ベッテルが初日2日のトップタイムを記録。大部分のチームがタイヤパフォーマンスを維持させるのに苦労するなか、レッドブル RB7は一貫性のあるスティントをみせている。
しかし、マーク・ウェバーは、レッドブルにはまだ集中しなければならない問題があると主張し、フェラーリが手強そうだと考えている。すでに2011年で最高のマシンとも言われてるRB7について慎重に感じているかと問われたマーク・ウェバーは「まさにそうだね。まだやらなければならない作業がある」とコメント。「僕たちは物事が進むごとに多くのことを学んでいる。タイヤについてもマシンについても時期尚早だ。どこに位置しているかできる限りは感じられるように早くレースがしたいね。でも、まだ懸命に作業している段階だ」「フェラーリは、非常に強い状態で出てきた。彼らのマシンは常に走っているし、佇んではいない。彼らはかなり速いよ。フェラーリを倒せればOKだと思う。彼らは上位にいるだろうね」「マクラーレンが何をしているかは確かではないけど、彼らも確実にくるだろうね。彼らの新車が初期の段階であるのは間違いない」バルセロナテスト3日目に139周を走りこんだマーク・ウェバーは、全チームがシーズン前のイメージを掴むためによりレースシミュレーションを実施する方向に動いていると語る。「セブ(ベッテル)、フェルナンド(アロンソ)や何名かのドライバーが昨日ロングランをやっているのを見ていた。みんながグランプリレースに近い準備をし始めているのは明らかだ」「今日は十分な走行距離を走れた。もちろん今朝の路面はウェットでかなりダンプがあったけどね。それが午後にどう影響したかはわからない。明日また走れば物事は若干異なってくるだろう」マーク・ウェバーは、一旦シーズンが始まれば、レッドブルが開発レースでどんなライバルとも戦えると自身を持っている。「過去にレッドブルが開発において誰とでも堂々とやり合えることを見てきた」「マシンを開発できなければ、ワールドチャンピオンシップには勝てない。僕たちにはピットレーンで最高の人材がたくさんいる」「ベースがそれほど悪くないマシンでスタートできることは常に助けになる。RB5とRB6はかなり成功したし、RB7もそうなることを期待している」関連:F1バルセロナテスト3日目:ニコ・ロズベルグがトップタイム
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