マーク・ウェバーは、事故はパフォーマンスに影響していなかったとし、チームに怪我について報告しなかったことの正当性を主張した。マーク・ウェバーは、オーストラリアで出版した本の中でシンガポールGPと日本GPの間にマウンテンバイクで事故に遭い、右肩を骨折していたことを明かした。マーク・ウェバーはその時点でチャンピオンシップをリードしていたが、最終的にセバスチャン・ベッテルとフェルナンド・アロンソに抜かれ、3位でシーズンを終えた。
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーはそのニュースに驚きを表明していたが、マーク・ウェバーはクルマのなかで問題があったら報告していただろうと述べた。「クルマのなかでのパフォーマンスに影響しないとかなり自信があったし、それが誰にも話さなかった理由だ」とマーク・ウェバーは自身の公式サイトのインタビューでコメント。「必要はなかった。肩に問題はなかったので、誰かにそれについて話す必要はなかった。クルマのなかで問題があったら、もちろんチームに話していた。でも、そうではなかった」「僕はグランプリを欠場しなかった。でも、もちろん a)安全に b)限界まで クルマを走らせることができなかったら、チームに報告していただろう」マーク・ウェバーは、鈴鹿の前に鎮静剤を注射したのは予防措置だったと述べた。「午前中に予選が行われたことに加え、50周以上を走るのはそのときが初めてだったので、レース日にむけてベストな医師のアドバイスを選んだ」またマーク・ウェバーは、アブダビGP後に手術が必要な怪我だったとの推測を否定した。「そのような話がどこから出てきたのか想像もできない」とウェバーはコメント。「僕が11月のアブダビタイヤテストに参加しなかった理由が肩かどうか尋ねてきた人もいるけど、それとは無関係だった。テストをしないことになっていた」また本を出版した理由については「オーストラリアの読者にスポーツへの洞察を与えたかった。彼らにとってフォローするのはかなり難しいスポーツからね」と述べた。