フォルクスワーゲンは、近い将来、エンジンサプライヤー、もしくは正式なコンストラクターとしてF1に参戦する可能性を否定した。3年前、フォルクスワーゲンは、F1に新しいエンジン規約が導入される2014年にF1へ参入することを評価することを明らかにしていた。しかし、先月新たにフォルクスワーゲンのモータースポーツマネージャーに就任したヨースト・カピートは、現在のフォルクスワーゲンの焦点は、2013年からポロR WRCでワークス参戦するWRCだとし、F1は検討課題ではないと述べた。
将来のF1参戦は考慮されているかと知るもんされたヨースト・カピートは「はっきり言ってそれはない」とコメント。「現在はWRCのことを考えており、それ(F1)については考えてさえいない」「今はWRCで手いっぱいの状態であり、そこに集中しなければならない」「これは我々にとって、非常に重要なメインのモータースポーツプログラムだ。取締役会も非常に注意深く見守っている。結果を出さなければならない」フォルクスワーゲンは今シーズン、WRCでの経験を積むためにグループ企業であるシュコダのファビアS2000を一台走らせており、来年のワークス参戦への準備を進めている。
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