ヴァージン・レーシングのテクニカルディレクターを務めるニック・ワークは、ティモ・グロックが2011年もチームに残留してくれると期待している。今シーズン、ティモ・グロックは10レースで4回しか完走しておらず、最高順位は18位。ルノーが、来年のティモ・グロックの獲得に興味を示しているとされているが、ニック・ワースはティモ・グロックが2011年も残留してくれると確信していると語る。
「我々はティモともう一年契約している」とニック・ワースはコメント。「ティモは、我々が新チームであることを理解していたし、成長するチームの一員になることを望んでいた。シルバーストンは、我々に何ができるかを証明できたので、重要な週末だった」ニック・ワースは、ティモ・グロックを惹きつけることができれば、チームの長期的なポテンシャルの良い兆候になると語る。「我々は、才能、能力、経験があるドライバーを獲得できて非常に幸運だった。それを届けられるかは我々次第だ」またニック・ワースは、ルーカス・ディ・グラッシが10回の予選で一度しかティモ・グロックを上回っていないにも関わらず、今シーズンの印象的なルーキーであると考えている。「非常に偏った意見であることはわかっているが、相対的なパフォーマンスをみても、彼はルーキ・オブ・ザ・イヤだと考えている」「彼は素晴らしい仕事をしている。不利な点は、もともとルーカスが少しティモより体重があるということだ。全ての新チームにとって、ウェイトは問題なので、彼は不利なんだ。それは、我々がしなければならないことだし、我々はそれに懸命に取り組んでいる」ニック・ワースは、ヨーロッパシーズンが終わるまでに多くの軽量パーツを予定しており、うまくいけばルーカスが最低重量制限で走ることができるとしている。