セルジオ・ペレスが、ヴァージン・レーシングでF1デビューすると噂されている。GP2に参戦する20歳のメキシコ人ドライバーであるセルジオ・ペレスは、メキシコ最大の通信事業者テルメックス(Telmex)に支援されており、昨年冬には新F1チームのペイドライバー候補にあげられていた。最近では、ヴァージン・レーシングがセルジオ・ペレスに興味を持っていると噂されている。
リチャード・ブランソンが支援するヴァージン・レーシングは、4000万ドル以下の少ない予算でパフォーマンスと信頼性に苦労しており、2011年にはティモ・グロックの移籍も囁かれている。今回のセルジオ・ペレスの噂は、先週末のシルバーストンのパドックにテルメックスの会長であるカルロス・スリムが現れたことで浮上したもの。メキシコの大富豪カルロス・スリムは、GP2からF1への進出を考えているとみられ、ホンダF1チーム売却の際には、買収候補にもあがっていた。またセルジオ・ペレスのF1参戦は、ジョー・ラミレスにも支援されているとみられている。ジョー・ラミレスは、長年マクラーレンでコーディネーターを務めていた。セルジオ・ペレスは、シルバーストンで行われたGP2のスプリントレースで優勝。モナコのフィーチャーレースでも優勝している。
全文を読む