アルバロ・パレンテは、メインスポンサーからの支援がなくなり、ヴァージン・レーシングのテストシートを失った。これによりヴァージン・レーシングは、レースドライバーのティモ・グロック、ルーカス・ディ・グラッシ、リザーブドライバーのルイス・ラジアというドライバーラインナップとなる。「もうヴァージン・レーシングのドライバーではない」とアルバロ・パレンテは自身のウェブサイトでコメント。
「僕のキャリアに大きな影響がでるかもしれない。どういう理由でチームを離れることになったかファンやモータースポーツファンに知らせる義務がある」「リザーブドライバーとしてヴァージンと契約していたけど、その契約にはGP2チャンピオンシップへの参戦も含まれていたし、2011年シーズンにF1でファーストドライバーとして出走するオプションも付いていた」「ヴァージン・レーシングとの関係は、ポルトガル旅行協会(ITP)とヴァージン・レーシングとのパートナーシップ契約が基盤となっていて、僕の代理人とヴァージン・レーシング、ITP間で交渉が行われた」「僕や僕の代理人が知りえない理由で、ITPはヴァージン・レーシングとの契約を履行していないことが分かった。僕の代理人とヴァージン・レーシングは何度もITPと連絡を取ろうとしたけれど、正式な返答はもらえなかった」「こんなことが起こってとても傷ついたし、現在や将来の計画に影響が出るだろう。契約不履行によって悪化した状況からもう一度やり直さなければならない。でも、この障害を乗り越えられると思っている。僕のことを常に支援してきてくれたみんなに感謝している」