ヴァージンは、2014年に参戦するフォーミュラEチームにF1ドライバーの起用を望んでいる。先週、ヴァージンは、フォーミュラEへの参戦を発表。ヴァージンは、F1チームへの運営をマルシャに移した2011年以来のモータースポーツへの参戦となる。ヴァージンが、フォーミュラEの運営を既存のチームで行うかは明らかになっていないが、チーム代表のアレックス・タイは、現在、もしくは以前にF1で働いた経験のあるドライバーと技術スタッフを雇いたいと考えていることを認めた。
先月、元ヴァージンF1のドライバーを務めたルーカス・ディ・グラッシがフォーミュラEマシンのトラックデビューを担当。また、元スーパーアグリの佐藤琢磨が、2人目の開発ドライバーを務めることが発表されている。「我々はF1をざっと調べている」とアレックス・タイはコメント。「現在、アクティブなF1ドライバーと交渉しているし、元F1ドライバーやGP2のトップドライバーとも話をしている」「我々は出来る限り最高のドライバーを望んでいる。F1の人々に連絡しているし、その経験を求めている」アレックス・タイは、マシンはエンジニア面と駆動面の両面でチャレンジなると考えており、技術スタッフとドライバーラインアップを出来る限り早く確定させることが重要だと考えている。「以前の経験ではドライバーから多くのフィードバックが得られたので、初期の段階から彼らを獲得したい」「コーナーを全開というような状況にはならないだろう。リアルなスキルが要求される」「最高のチームを得られることを望んでいるが、独自のシステムを開発しなければならない。最高のチームの間にも大きな差別化があるものだ」関連:・ヴァージン、フォーミュラEへの参戦を発表・佐藤琢磨、フォーミュラEのテストに開発ドライバーとして協力