元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、F1キャリアが終焉を迎えることが濃厚なニコ・ヒュルケンベルグにまったく同情しておらず、むしろ、これだけ長くF1を続けられたことは“ラッキー”だったと語った。ニコ・ヒュルケンベルグは2010年にウィリアムズでF1デビュー。1シーズンでシーズンを失ったが、2012年にフォース・インディアでレースに復帰。1年間のザウバーでの参戦を挟み、2016年にルノーに移籍した。
しかし、ルノーは2020年のダニエル・リカルドのチームメイトとしてエステバン・オコンと契約。来季のシートはもはや埋まっており、ニコ・ヒュルケンベルグのF1キャリアは残り2レースとなりそうだ。しかし、ジャック・ヴィルヌーヴはまったく同情していないと語る。「彼も自分のキャリアが予想以上に長かったことを知っている」とジャック・ヴィルヌーヴは Canal Plus に語った。「彼がレースすることにずっとお金を払われてきたのは非常に幸運だ。彼もF1キャリアがもう終わったことはわかっている。戻ってくることはないだろう」「10年間あまり示すことができなかった誰かより、疑いはあってもリスクを冒した方がいい」