4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、フェルナンド・アロンソとは異なり、自分が“最高”であると宣言することは決してないとし、ライバルの才能を軽視することは“無知”だと主張する。フェルナンド・アロンソは2年ぶりにアルピーヌF1からグリッドに復帰。2回のF1ワールドチャンピオンであるアロンソは、F1で最も優れた才能のひとりに数えられており、アロンソ自身もそれに異議を唱えることは決してない。
先週末のF1バーレーンGPに先立ったインタビューで、 BBC にグリッドの先頭にいるドライバーたちと同じくらい優れていると思うかと質問されたフェルナンド・アロンソは「いいや、僕の方が優れている」と答えた。このフェルナンド・アロンソの大胆な発言について質問されたセバスチャン・ベッテルは、自分は最高のドライバーの一人だと表現はするだろうが、“最高”だと言うことはないのは確かだと語った。「ここに座って『自分が最高だ』というのは僕にとっては正しいことには思えない。でも、他の人がそうすることを選択したとしても、僕にとっては問題ない。ノープロブレムだ」とセバスチャン・ベッテルは iNews に語った。「でも、そこにいる才能たちや他の人たちの実力、彼らがどれほど懸命に働いているかを無視したり忘れたりすることは無知でなことだ。僕はそんなことは望んでいないとしても、彼らの方が優れているときは僕を負ける。どのように反応するかかが重要だ」F1で53勝を挙げているセバスチャン・ベッテルは、健全な謙虚さで自分のF1での業績を評価していると語る。「たぶん僕は自惚れが強い方ではないかもしれない」とセバスチャン・ベッテルは語った。「自分の人生と達成したことに満足している。過去にミスを犯したことはあるし、そのミスを認めている。でも、最終的には、それが常に完全に自分次第だとは思てちない。常に物事の組み合わせだ」「振り返って 『オーケー、今年はチャンピオンシップに勝つことができたはずだけど、勝てなかった』と言うことはない」「過去7年間、メルセデスがトップだった。チャンピオンシップに勝ちたいのなら、あのマシンに乗らなければならない」「それに加えて、もちろん、ルイスとの組み合わせもある。信用を傷つけるつもりはない」「僕が確信しているのは、自分が最高の仲間入りをすることができるということだ。僕はそれを証明してきたけど、それは自分が毎日最高であるという保証を与えるものではない」先週末の2021年の開幕戦F1バーレーンGPでは、セバスチャン・ベッテル(15位)、フェルナンド・アロンソ(リタイア)ともにノーポイントで終えている。
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