アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの予選を18番手で終えるとともに、イエローフラッグを無視した可能性があるとしてスチュワードに召喚される散々な予選となった。セバスチャン・ベッテルが2回目のアタックに挑んだQ1終盤、ターン1でニキータ・マゼピン(ハース)、ターン8でカルロス・サインツ(フェラーリ)がエンジントラブルで減速し、コース上に2つのイエローフラッグが提示されていた。
ターン8のイエローフラッグについてはセバスチャン・ベッテルを含めた4名のドライバーが問題なく減速したと見なされたが、ターン1のイエローフラッグでベッテルは十分に減速しなかったとして、チーム代表者とともにスチュワードに呼ばれた。Q1で敗退して予選18番手となったセバスチャン・ベッテルだが、イエローフラッグを無視したと判断された場合、さらに5グリッド降格が科せられ、最後尾からスタートする可能性がある。セバスチャン・ベッテルは「今日の結果は期待外れだといっても過言ではないし、僕たちが望んでいた結果ではなかった」とコメント。「Q1での最初のラップはかなり改善の余地があったけど、2回目の走行で2つのイエローフラッグがあり、Q2に進むことができなかった。ターン1でイエローフラッグが出て、ラップ後半にも出ていた。とにかくコース上でのポジションが不運だった」「ポジティブな点としては、マシンは予選で感触が良かったし、テスト以降に僕たちが行ってきたすべての作業が良い方向に進んでいることだ。僕たちにはもっと速くなるポテンシャルがある」「僕たちは望んでいた場所からスタートすることはできないけど、重要なのは明日だ。僕たちの仕事はすべてのチャンスを最大化することだし、何が起こるか見てみるつもりだ」
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