アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、水処理会社のBWTとアンバサダー契約を締結。2021年ピンクのヘルメットでレースをする。セバスチャン・ベッテルは、最近のシーズンの多くを、ドイツ国旗の色を縞模様として大きく特デザインした白いヘルメットでレースをしてきた。
しかし、セバススチャン・ベッテルは、アストンマーティンF1との最初の公式走行に先立ち、BWTとのパートナーシップの結果として、今シーズンはピンクのヘルメットでレースをすることを明らかにした。ピンクの配色で有名なオーストリアの会社は、最近、アストンマーティンとの新しいスポンサー契約を締結したが、2020年のように、マシンを独自のブランドで完全に塗装することはできなくなった。代わりに、ブリティッシュグリーンのアストンマーティンF1の2021年F1マシン『AMR21』は、BWTのためにピンクのストライプをいくつか備えている。しかし、その視認性を高めるために、BWTはセバスチャン・ベッテルと提携。セバスチャン・ベッテルは、ペットボトルではなく、蛇口から直接健康的な飲料水を世界中で利用できるようにするキャンペーンの一環として、新しいピンクのヘルメットでレースをする。セバスチャン・ベッテルのピンクのヘルメットの後部に「一口ずつ世界を変えよう(Change the world, sip by sip)」というメッセージが掲載される。セバスチャン・ベッテルは「未来は重要であり、子供や若者のために地球を守るために最善を尽くさなければならない。僕たち全員がこの責任を共有しており、僕たちが協力すれば違いを生むことができる」とコメント。「F1ドライバーとして、このテーマについて発言し、僕の声を聞いてもらうのは正しいことだと思う。BWTという同じ視点と目標を共有するパートナーを見つけたことを嬉しく思う」「プラスチック廃棄物の量を減らすことで、一口ずつ世界を少しでも良くすることができる」セバスチャン・ベッテルとBWTの提携は、F1が今年パドックで使い捨てのペットボトルを使用しないようにすべてのスタッフに指示したのと同時に起こる。これは、2025年までにF1レーストラックでリサイクルまたは再利用できないものが使用されないようにするためのF1の取り組みの一環となる。